理想のため漢たちが命をかけた壮絶な戦い!

男 組

原作:雁屋哲
作画:池上遼一

人に希望を抱き仲間と理想社会を目指す男と
人に絶望し恐怖と暴力で理想社会を築こうとする男の
命を賭けた壮絶な戦い!

今回、大人の方に是非読んでいただきたいオススメの漫画は、『男組』です。

もう20回は読んでいる。40年経った今でも夢中になれる。

★漢たちの生き様がカッコいい。

★目的を達成するため、仲間に後を託し、我が身を犠牲にして戦う姿に感動する。

★両極端の理想を描く2人の若者の対立。社会問題を描いた作品。

コメント

大義のために集った漢たちが、自己を犠牲にして強大な敵と戦う……そんな”漢の生き様”を描いた劇画です。
また、「太極拳」や「八極拳」を描いた、”中国拳法漫画”の先駆け的な作品でもあります。

父親の強大な権力・財力をバックに、暴力と恐怖で次々と高校を支配下に収めていく、剣術の天才、神竜剛次じんりゅうごうじ
彼が拠点とする「青雲学園」に、”父親殺し”の罪で少年刑務所に服役する流全次郎ながれぜんじろうが乗り込む場面から話は始まります。

流は、諦めて抵抗しない生徒たちに共に戦うよう説得します。一方、神竜は、生徒たちを流から離反させ裏切るように仕向けます。

裏切られても希望を捨てずに人を信じようとする流と、人を”ブタ”呼ばわりして厳格な支配が必要と主張する神竜。
2人は、人間の本質に対する自分の信条を貫くために戦います。

人間に絶望するに至る神竜の壮絶な過去とは? そして、流の父親殺しの真相は…。

「人との絆を大切に」「人を暴力で支配するな」「どんな状況でも希望を見出す強い意志をもて」「強大な相手でも戦うべきときは戦え」等々…作中の印象的な言葉は多いですが、今回、神竜が言う”欲深いブタ”にグサッと心に刺さるものがあり、たまに読み直して自分の”生き様”を反省したいと思います。

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第1巻

「父親殺し」の罪状により、関東少年刑務所に収監されていた少年・流全次郎。手錠姿のまま通うことになった私立の名門・青雲学園は、絶大な権力を持つ神龍剛次により支配されていた……。少年刑務所の盟友・五家宝連の5人と共に、流の凄絶な戦いが始まった!!

 

 

 

最終巻

青雲学園を舞台に、お互いの命と資料をかけ、壮絶な戦いを展開する流と神竜。2人の凄絶な戦いが、ついに終結する!!

 

 

原作:雁屋哲 作画:池上遼一/全25巻/ 1974年〜1979年連載

 

 

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