薬屋のひとりごと
原作:日向夏
作画:ねこクラゲ
構成:七緒一綺
キャラクター原案:しのとうこ
拐われて宮中で働く薬師の娘が
皇子の連続死を薬学の知識で解決!
それで美形の宦官に目をつけられて…
今回、大人の方に是非読んでいただきたいオススメの漫画は、『薬屋のひとりごと』です。
★猫猫が薬学の知識を使って事件を解明していく、ユニークな話。
★ミステリー仕立てで、ほどよい緊張感があり面白い。
★累計発行部数500万部突破(スクエア・エニックス版 2021年2月時点)
「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門 1位、「Book☆WALKER 準大賞」(2020年)
コメント
いやいやながらも、薬や毒への好奇心が抑えられず、つい首を突っ込んでしまう…そんな流れも面白く、周囲の猫猫に対する評価が上がり、今後の彼女の立場がどうなっていくのか、また、彼女に関心を抱く美形の謎の宦官、壬氏との関係がどうなっていくのかも興味深いところです。
本作は、小説投稿サイト「小説家になろう」で連載されていた作品が文庫化され、その後、ここで紹介している、ねこクラゲ氏作画『月刊ビッグガンガン』(スクウェア・エニックス版)と、『月刊サンデーGX』(小学館版)の月刊誌2誌でコミカライズされています。
たまたま最初に読んだのがスクウェア・エニックス版だったのですが、小学館版と比較して、絵が華やかで可愛らしいと感じました。
「小学館版のほうが、話がわかりやすい」というコメントもあり、無料版の数ページを読んだだけですが、スクウェア版の何気ないワンシーンが「こういうことだったのか」と、小学館版で理解することもありました。ただ、物語の進行に大きな影響があるとは思えず、スクウェア版も十分楽しめます。
一から丁寧に進んでいく「小学館版」に対して、「スクウェア版」は”精錬された”構成という印象で、あとは絵柄と併せて個人の好みでしょうか。
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第1巻
「小説家になろう」発! ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ! 中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!? ※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です。
最新巻
後宮の中にある古い廟に仕組まれた順路の仕掛けに気づいた猫猫は、皇帝と壬氏との前で見事その謎を解き明かします。そして今度は皇太后から、亡くなった先帝にかけられた呪いを調べて欲しいとの依頼を受けて…。猫猫の推理で、壬氏の過去と素性に迫る第11巻!!
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