爽快&愉快なハードボイルド・コメディ⁉︎
病んだ都会の闇に蠢めく悪を掃除する凄腕のスイーパー、冴羽獠。
依頼人の望みには100パーセント応えるが、依頼を受けるのは相手が美人か、または「心が震えた時」。
『新宿の種馬』と呼ばれ美女を見ると理性がなくなる獠が、相棒の槇村香を怒らせて巨大なハンマーで殴られるのが毎回の”お約束”。
しかし、一旦仕事モードになると、へにゃっとした顔は別人になり、神業のようなテクニックでターゲットを射殺する。
そのかっこよさにモヤモヤとした闇がさっと払われて爽快な気分にしてくれる作品です。
この作品のオススメ度!
(4.5)
【ストーリー】
気軽に読める! 設定がユニーク! 画がいい! プチ感動する!ボクサーの荻野はタイトルマッチの前夜、恋人と喜びを分かち合っていた。彼はひき逃げ事故で再起不能と言われたほどの大怪我を負ったが、不屈の努力で完全復帰を果たしたのだった。
しかし、彼は恋人の目の前で突然射殺されてしまう。
犯人の目的は、荻野に変わってタイトルマッチの挑戦者の資格を得ることだった。
数日後、新宿駅東口の掲示板の前に野暮ったい男がひとり立っていた。掲示板には「XYZ」の文字。
「仕事だ……」男はつぶやいた。
それは冴羽に仕事を依頼する暗号だった。
【読者の評価】
平均4.3ポイント。
【受賞・実績】
電子書籍化している。
5巻以上続いている。
初版発行から10年以上経っても購入できる。
【ボリューム】
全32巻。
電子書籍で全巻揃えて約19,000円(税込)。
【完結/連載】
完結。(1985年〜1991年連載)
参考
【オススメ度】以下5項目の平均値。
【ストーリー】一言コメント1点につき1pt(MAX5pt)
【読者の評価】電子書籍サイト読者評価の平均 (MAX5pt)
【受賞・売上】電子書籍化(1pt)+ 5巻以上(2pt)+ 初版から10年以上(2pt) + 受賞数(x2pt) + 累計発行部数が公表(2pt) + 国内外の高評価(各2pt) 以上の合計(MAX5pt)
【ボリューム】全巻合計が:〜1万円(5pt)/〜2万円(4pt)/ 〜3万円(3pt)/ 〜4万円(2pt)/4万円超(1pt)
【完結/連載】完結(5pt)/数ヶ月毎の定期発行(4pt)/年ごとの定期発行(3pt)/不定期発行(2pt)/未完(1pt)
最後に
『キャッツ・アイ』から北条司氏の大ファンです。
ギャグとシリアスの落差についていけずに連載当時はイマイチだったけど、だんだん冴羽獠のよさ(?)がわかってきて、久しぶりに手に取ってハマりました。
電子書籍で読む!
第1巻
羽リョウ、通称シティーハンター依頼人の望みに100%応える街のスイーパー。ボディーガードから、殺しまで手広く請け負うが、依頼は美女絡みか、依頼人の本音に「心が震えた時」しか受けない。今は亡き親友の妹、槇村香をパートナーに病んだ都会の闇に蠢く悪を撃つ!! Complete editionでは… ・雑誌掲載当時のカラーページを完全再現!! 過去のコミックスにて未収録ページも復活収録!!
最終巻
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