空挺ドラゴンズ
大空を泳ぐ龍（おろち）で一攫千金を狙う
捕龍船『クィン・ザザ号』の男女の物語
★ジブリ風の絵と”龍捕り”の面白さが融合！ 独特な世界感にどっぷりハマる。
★狩った龍の解体や捕龍船での生活、龍を使ったグルメ紹介など、狩り以外の日常が楽しい。
★電子版を含めた累計発行部数は120万部を突破！（2021年3月時点）
「第10回 マンガ大賞 ノミネート」2017、「このマンガがすごい！」オトコ版14位、2018、「第13回全国書店員が選んだおすすめコミック」5位、2018（日本出版販売）
コメント
様々なシーンでジブリの”匂い”が感じられるものの、”龍”や”龍捕り”というユニークな要素とうまく溶け込んで、独特な世界観があります。
龍捕りの仕事や内情、それに携わる人々の日常生活から外の人々との関わりなどが丁寧に描かれていて、そちらも楽しめます。
とくに主人公のミカが龍を食べることに異常なこだわりを持っていて、龍のいろいろな部位を使った様々な料理が結構リアルで、レシピを載せたりなど、見どころ満載です。
ミカが優秀な龍捕りで、古来からのちょっと危険な手法で簡単に狩ってしまう（それはそれでかっこいいのですが、）ので、個人的にはもうちょっと緊迫感があってもいいなと感じました。
ただ、物語序盤は、狩り（戦い）のシーンのほかに、狩った龍をどう生活や習慣で扱うかという文化的・日常的な話も多く描かれていて、そちらも面白い。
今後、話がすすんで展開がガラッと変わる可能性もありそうで、楽しみにしている作品です。
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