読んでほのぼのする漫画!
あせとせっけん
山田金鉄
女性に人気の化粧品&バス用品メーカー・リリアドロップに勤めるOL・八重島麻子は、重度の汗っかきなのがコンプレックス。デオドラント製品が手放せない生活の中、ある日、商品開発部の名取香太郎に、「君の体臭は素晴らしい! 新商品の石鹸開発のため、これから毎日、君のにおいを嗅ぎに来ます!」と言われてしまう。でも、においを嗅がれるのは、そんなに嫌でもなくて…。
★2人の関係が微笑ましく、心温まる話。★コンプレックスの塊の麻子が、名取と出会って変わっていく姿にプチ感動!★メイクラブシーン多し。まじめな麻子が…👍★「第2回 電子書籍で読みたいマンガ大賞」2019(BookLive!)他。
薬屋のひとりごと
日向夏(原作) ねこクラゲ(作画) 七緒一綺(構成) しのとうこ(キャラクター原案)
「小説家になろう」発! ヒーロー文庫の大人気タイトル『薬屋のひとりごと』が、待望のコミカライズ! 中世の宮中で下働きをする少女・猫猫(マオマオ)。花街で薬師をやっていた彼女が、帝の御子たちが皆短命であるという噂を聞いてしまったところから、物語は動き始める。持ち前の好奇心と知識欲に突き動かされ、興味本位でその原因を調べ始める猫猫の運命は――…!?
★猫猫が薬学の知識を使って事件を解明していく、ユニークな話。★ミステリー仕立てで、ほどよい緊張感もあり面白い。★累計発行部数500万部突破(スクエア・エニックス版 2021年2月時点)「次にくるマンガ大賞2019」コミックス部門 1位「Book☆WALKER 準大賞」(2020年)
裂けた旅券
御厨さと美
主に欧州を渡り歩いて15年になる職業不定の男、羅生豪介・33歳。ありとあらゆる外国事情に通じているため、仕事には不自由しなかった。今日はパリで、日本のアン・ノン族ツーリスト相手のにわか添乗員。浮かれる女性達の中に、勝手な単独行動で警察に保護された女性・瀬川京子がいた。彼女は自分の婚約者・片岡と、彼を追ってパリに行った友人の恵子を探していると言う。予想通り二人は一緒に暮らしていたが、恵子は画家を志す片岡を、売春婦をして養っていた。パリは、自分を物語の主人公にして悲壮ぶる日本人に満ちている…。全てが秀作!ヨーロッパを股に翔ける男の読み切り短編シリーズ。
★欧州を舞台に、日本人オヤジが美人のフランス娘と…。羨ましい。★2人が互いに大切に思っている言動に感動する。★いい歳した豪介がマレッタの尻に敷かれている様や年齢差を感じさせない”じゃれあい”が微笑ましい。
八雲さんは餌付けがしたい。
里見U
「おかわりください」って、言ってください。アパートにひとり暮らしする未亡人・八雲柊子の趣味。それは隣り部屋に住む高校球児を、密かに“餌づけ”する事だった―。旦那を亡くし、大好きだった料理をする気力も失われていた日々。そんな色あせた日常の中で、ひょんな事から隣りに住むひとり暮らしの男子高校生・大和翔平に毎晩ご飯を振る舞う約束をしてしまった。「ご飯が4合じゃ足りない!?」「もっとご飯のおかずになるものを…!」凄まじい食欲を誇る男子高校生の胃袋を相手に、戸惑いながらも充実した毎日が幕を開ける――☆ ナイショの幸せ特盛りでお届けする、“餌づけ”ハートフルストーリー!
★未亡人と高校生球児が禁断の関係になるような、ならないような…⁉︎ ユニークなほのぼの作品。今後の展開が興味深い。
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家族や親子の愛情を描いたマンガ!
海街diary
吉田秋生
男の部屋で朝を迎えた三姉妹の次女・佳乃に父の訃報が届いた。母との離婚で長い間会っていない父の死に、なんの感慨もわかない佳乃は…。 鎌倉を舞台に家族の「絆」を描いた限りなく切なく、限りなく優しい吉田秋生の『鎌倉3部作』の第2弾!!
●「第11回文化庁メディア芸術祭マンガ部門」優秀賞('07)●「第6回マンガ大賞」('13)●「第61回小学館漫画賞」('15) 最終巻末に、シリーズ3作目『詩歌川百景』に繋がる、番外編「通り雨のあとに」掲載。
★コミカルな展開に、時々ズバッと本質をつくセリフが胸に突き刺さる!★個性的キャラが放つ、絶妙な会話と爆笑のオンパレード!★悲しみや悩みと、人の温かさに思わずホロリ…。
二兎物語
滝沢聖峰
識字率はほぼ100%!絵入りの貸本は大人気!私家版(同人誌)も存在!実は、江戸はマンガ都市だったのです。創作物を愛でる心は江戸(むかし)も現在(いま)も不変!一つ家で暮らす侍絵師&町娘の日常を通して、江戸に根づいていた<マンガ>を活写いたします!!手習い師匠でありながら貸本屋の店番でもある町娘・まりに支えられつつも、絵で生計を立てる侍・白河勝之進は一人前になるべく奮闘中!
★当時の漫画がどのように作成され、”出版”・”販売”されたかが面白く描かれていて、興味深い!★堅苦しい歴史マンガではなく、侍絵師の白川進之介と同棲するまりの日常を通して描いていて、楽しく読める。★進之介とまりが、『東京物語』で夫婦として”登場”! ”続編”のようで、うれしい。